環境教育

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ひとりひとりが環境問題について興味や知識を持ち、持続可能な地域づくりを担うことのできる人材を育てるため、環境教育プログラムを行っています。

≪これまでの実績≫

ESD環境教育モデルプログラム(プログラムが採択されています)

環境省では、文部科学省の協力の下、「平成25年度 持続可能な地域づくりのための人材育成事業」の一環として、ESDの視点を取り入れた環境教育プログラム(以下、「ESD環境教育プログラム」)を作成しています。
かんくまが取り組む「くらしマイレージ講座」がこのESD環境教育プログラムに採択されました。モデルプログラムとなり、プログラムが各地域の特性にあわせて地域化される予定です。

【くらしマイレージ講座】※出張ワークショップも開催しています!

お弁当を題材に、エネルギーや食に焦点を当て現状を把握し、ワークショップ体験等を通じて私たちの「暮らし方」を見つめ直し「くらしマイレージ」(地球温暖化を防止するため、身近にあるモノ・場所を活用しながら暮らし方を見直し、実践する)という視点を養うことをねらいとしています。

<プログラムの流れ>

①チェックシート形式のアンケートから現状の暮らしを把握し、地球温暖化防止に対する意識を高める。
②お弁当を題材にフード・マイレージ調べを行うワークショップ体験や、農場見学、自然エネルギー施設見学等を実施し、地産地消(地域循環)やCO2削減の方法を学ぶ。
③グループに分かれ、感じた課題を出し合って今後の自分たちの「くらしマイレージ」アクションプランをつくり、発表することで行動につなげる。

地域資源を活かした環境教育プログラム(2013年)

荒尾・玉名地域の地域資源を活かした自然体験プログラム・再生可能エネルギープログラムを実施しました。
【自然体験プログラム】
ラムサール条約に指定されている荒尾干潟や小岱山において、生き物観察や自然体験を通して、身近なところから生物多様性の森・里・川・海の繋がりを学びました。

【再生可能エネルギープログラム】
万田坑やリクシル有明ソーラーパワー(メガソーラー施設)を見学し、エネルギーづくりについて学びました。また、持続可能な熊本をめざし、未来のエネルギーについても考えました。

FEE Japanエコ・スクールプログラム(2009年~2011年)

 エコスクールとは、デンマークで1994年に生まれた幼稚園、保育園を含む学校での環境学習プログラムです。日本では、2009年よりプログラムが開始され、熊本ではかんくまが熊本支部となり、活動をしました。
2011年には、国内初となるグリーンフラッグを「熊本県立水俣工業高校」と「喜育園立山東保育園」を取得することができました。

※グリーンフラッグとは、取り組みが一定の基準を満たすと取得することが出来る「緑の旗」のことで、環境について児童・生徒が考え、学校と地域が協力して取り組んでいる証です。

環境教育CDの作成(2009年)

リサイクルや廃棄物に対してどのような生活をしていけばいいのかを学習する内容になっています。
わたしたちを取り巻く環境と問題を具体的に提示し、ひとりひとりが行動できるきっかけになることを目的として作成しました。

 水俣エコツアー

公害・環境問題の原点の地・水俣。
その水俣を中心として新たな循環型社会の構築に向けた取り組みが行われています。
水俣をじっくり学ぶツアーを企画・開催しました。

2005年 
ほたるの家、ほっとはうす、出水の患者さん宅訪問、産廃処分場建設予定地見学、産廃処分場建設反対集会参加、水俣病資料館(語り部の話聴講)、百間水路、親水護岸、女島患者さん宅訪問

2007年
びんリユース・リサイクル施設視察、酒造メーカーRびん充填ライン見学、市民討論会参加、水俣学入門講義受講、水俣病資料館視察など

日韓環境教育ワークキャンプ

※詳細は別

かんくまの活動

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