持続可能な地域のエネルギー(力)で生きる
提 案
- 再生不可能な化石燃料や、原子力エネルギーから脱却します。
- 国際的紛争や軋轢に巻き込まれないためにも、海外からの輸入エネルギーに極力依存しません。
- 熊本に降り注ぐ豊かな太陽エネルギーを発電や熱源として最大限活用します。
- 熊本の豊かな森(山・森林)を活用してバイオマスエネルギーをつくり、地産地消と地域循環を進めます。
- 家庭や事業所から出る廃棄物を、バイオエネルギーの資源として徹底的に活用します。
- これらの豊かで持続可能な地域のエネルギー(力)で生きる事を基本として、人々の生活や街づくりやエネルギーの生産等について政策の改革(Change!)を進めます。
取り組み事例
- 市民共同発電所などによる太陽光発電(かんくまおひさまプロジェクトなど)
- 自然と未来㈱による廃油回収と良質なBDF製造・普及
- 市民共同発電所などによるバイオマス発電
- 石坂グループによる廃材再利用ウッドチップストーブ普及の取り組み
- 九州バイオマスフォーラムによる薪ストーブやペレットストーブの普及活動
- 阿蘇小国町や山都町での小水力発電
- 西原村などの風力発電
- 八丁原での地熱発電
- 熊本市補助事業による太陽熱温水器普及
- 建吉組による地中熱の利用
事例1 かんくまおひさまプロジェクト
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地域に降り注ぐ豊かな太陽の光は地域の貴重な資源。その地域資源を活用し持続可能な自然エネルギーづくりに県内で取り組んでいるのがかんくまおひさまプロジェクトです。地域の人々と協力し市民共同太陽光発電所の設置事業を展開しています。2004年に県内第1号の発電所を設置。以来、パートナーに応じた協働の形を考案しながら2013年現在で6号機が稼働。総発電量は年間平均10万kWに達し温暖化防止にも貢献しています。設置資金は、市民や企業の寄付、私募債、補助金などで調達。設置場所についても病院や保育園の屋上、工場の屋根、或いは未活用の土地などが提供されています。発電した電気の売電益は地域活動や次なる発電所づくりの資金として活かされます。これからも市民や企業に参加と協力を呼びかけながら安心・安全な自然エネルギーの一層の普及拡大を目指します。
(原 育美)
[/col][/row]事例2 熊本に油田を!未来に繋がるエネルギーの輪
[row id="ROW_ID" class="ROW_CLASS"] [col class="span4"] [/col][col class="span8"]自然と未来㈱は「SLOW ENERGY」でもあるバイオディーゼル燃料を循環型社会の一つの軸とし、地域密着型の地産地消エネルギーの構築を目指しております。バイオディーゼル燃料とは、一度役目を終えた「廃油」から、軽油の代替え燃料として新たに製造された「エコ燃料」のことです。この燃料は「CO2ゼロカウント」「硫黄酸化物も含まず」「自然にストレスを与えない」夢の様な燃料となり、熊本県内の運輸業・農業・産廃業・建築業・公共バスなど幅広い分野のエネルギーとして活躍しております。現在、「わくわく油田プロジェクト」の名称で、スーパーや飲食店に廃油回収ボックスを設置。一人でも多くの皆様から、エネルギーの材料となる「廃食油」を効率よく回収できるような仕組み作りも行っております。今後も、この地産地消エネルギーの輪をどんどん広げ、持続可能な社会づくりの構築に寄与し、未来に繋がる活動を継続して参ります。
(自然と未来㈱ 代表取締役社長 星子 文)
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